お使いのスマートフォンでSMS(ショートメッセージサービス)を送信しようとした際、自動的にMMS(マルチメディアメッセージサービス)に切り替わることがあります。これは不具合ではなく、以下のような条件を満たした場合に、端末がメッセージの形式を自動的に変更する仕様によるものです。
SMS(ショートメッセージサービス):最大160文字までのテキストのみを送信できる、標準的なメッセージサービスです。
MMS(マルチメディアメッセージングサービス):長文のテキストに加え、画像や件名、音声、動画などのメディアファイルを送信できるサービスです。SMSよりも通信量が多く、契約内容によっては追加料金が発生する場合があります。
宛先にメールアドレスが含まれている:
電話番号ではなくメールアドレスに送信しようとすると、メッセージはMMSとして処理されます。
メッセージが長すぎる:
SMSは最大160文字までの制限があります。これを超えると、特に絵文字や特殊な書式を含む場合、自動的にMMSに変換されることがあります。
メッセージに件名が入力されている:
件名を追加すると、通常のSMSではなくMMSとして送信されます。件名を削除すれば、変換は避けられます。
画像や動画などのファイルが添付されている:
写真や動画、音声、その他のメディアを含むと、自動的にMMSとして送信されます。
複数の宛先にメッセージを送っている(グループ送信):
複数人に同時に送信する場合、設定によってはグループMMSとして送信されることがあります。
以下の手順で、グループメッセージをSMSとして送信するよう設定できます:
[メッセージ]アプリを開きます
右上のプロフィールアイコンをタップします
[メッセージの設定]>[詳細設定]を開きます
[グループメッセージング]を選択します
[SMSですべての宛先に一斉に返信し、それぞれの宛先から個別に返信を受け取る(一斉テキスト)]を選択します
この設定により、各宛先に個別のSMSが送信され、MMSに切り替わるのを防ぐことができます。
* 写真、設定、パスがご利用端末と異なる場合がありますが、本記事の説明には影響ありません。